旅育という言葉が意識されるようになった近年、旅先で子供に自然体験をさせたいと考えるパパやママは多いのではないでしょうか。
でも子供の年齢が低いうちは、本格的な自然体験はハードルが高いですよね。
そんなパパ・ママの要望にバッチリ応えてくれるのが、栃木県那須町にある星野リゾートが運営する「リゾナーレ那須」。
リゾナーレ那須は広大な敷地を持っていて、なんと施設内に田んぼも畑も森もあるのです！
イタリア語の「アグリクルトゥーラ（農業）」と「ツーリズモ（観光）」を掛け合わせた造語「アグリツーリズモ」をコンセプトにした施設で、自然体験や農業体験ができるアクティビティが充実しているのが特徴。
ここでは、5歳と1歳の子供と体験した、リゾナーレ那須のおすすめのアクティビティ6選をご紹介いたします。
宿泊予定の方は、リゾナーレ那須の朝食・夕食のレストランの比較や、宿泊は本館と別館どちらがおすすめかについてもぜひ事前にチェックしておいてくださいね。
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1. お米作りが学べる！稲作体験
リゾナーレ那須の目玉のひとつが「お米の学校」。施設内の田んぼで稲作体験ができるのです。
- 種まき
- 田植え
- 収穫
- 脱穀
- 精米作業
と、時期に合わせて異なる体験ができます。
私たちは「稲刈り」の体験がしたかったので、その時期に合わせて宿泊しました。
軍手と長靴は貸し出ししてくださるので、身軽に参加できるのも子連れにとっては嬉しいポイント。
まずは座学でお米の基礎知識についてクイズ形式で学びます。1つの苗からどれくらいのお米が収穫できるかなど、大人でも勉強になる内容でした。
稲刈りの体験
お米について学んだあとは、いよいよ稲刈りの体験！
「稲刈り鎌」の使い方を習い、1株ずつ手刈りしていきます。
難しそうに感じたのですが、5歳の息子はすぐに鎌の扱いに慣れて、どんどん収穫していました。
「はぜかけ」作業の体験
10株程収穫できたら、それをひとまとめにし、藁で束ね、竹で組まれた支柱にかけていきます。
この作業を「はぜかけ」というそうです。
太陽の光をあてることで稲が乾燥し、お米1粒1粒に栄養分が蓄えられるのだそう。
羽釜で炊き立てご飯を試食
今は炊飯器でお米を炊くことがほとんどですが、昔ながらの炊飯方法といえば羽釜。
「田んぼを見ながら羽釜で炊いた炊き立てのご飯を食べるが一番美味しい！」
と、お米農家さんは話されているそう。
私たちが稲刈りをしている間に、スタッフの方が羽釜で炊飯をしてくださり、稲刈り後にみんなで炊き立てご飯をいただきました！
体験した感想
海外に住んでいる友人によると、稲刈りを体験してみたいという海外の方は多いのだそう。
日本人として一度は体験しておきたいですよね。
自分で鎌を使って稲刈りができたことで、長男はとても満足気！
達成感のある表情で記念撮影をしていました。
毎日食べているお米なのに、大人でも知らないことが多く驚きつつ、子供と一緒に時間を忘れて楽しめました。
そして稲刈り後にいただくご飯は最高！
いつもこの有り難さを忘れずに食事をしたいと思いました。
待ち時間には周囲の森に咲いているお花でブーケ作りも体験も！
稲作体験は事前予約が必要なので、実施の日程を調べてから宿泊予約をしてくださいね。
2. 毎日できる農業体験「ファーマーズレッスン」
田んぼでの稲作体験は田植えや稲刈りなどの時期が決まっているため実施される日程が限られていますが、畑での農業体験は毎日実施されています。
農業体験というと収穫作業をイメージしがちですが、実際の農家さんは春夏秋冬、晴れの日も雨の日も、様々な農作業を行っています。
肥料の仕込みなどの準備作業も欠かすことのできない農作業のひとつ。リゾナーレ那須では毎日その日に必要な農作業を「ファーマーズレッスン」として体験することができるのです。
キッズ畑デビュー
2023年3月16日(木)〜4月28日(金)の期間は、本物の農具を使って、冬の期間に固くなった地面を耕す作業を体験できます。
年齢制限は3歳〜5歳までで、参加費は1,000円。
時間は8:30～10:00 と11:30 ～1:00 の1日2回。
各回5名までと人数制限もあるので、気になる方はお早めに予約をしてみてくださいね。
農家の手仕事とオリジナルハーブティーづくり
農家さんは収穫したものを無駄にすることなく生活の中で上手に利用しているそう。
そんな農家さんの暮らしの知恵を体験できるのが「農家の手仕事」。
季節によって、ハーブを使ったサシェづくりやバスハーブづくりなどの手作り体験をすることができます。
ハーブを育てているグリーンハウスでは、オリジナルハーブティーづくりも毎日体験できます。
今回は稲刈り体験をしたため、時間的に農業体験ができなかったのですが、次回は農業体験もぜひチャレンジしてみたいと思っています。
3. 森のトレジャーハント
施設内にある森での宝探しも、リゾナーレ那須で人気のアクティビティ。
こちらは季節関係なく通年実施されていて、予約不要で年齢制限もなし。
参加費も無料なので、気軽に参加することができます。
ここで探す「お宝」とは、松ぼっくり、割れたクルミ、ガのまゆなど、自然の宝物。
「トレジャーリスト」を見ながら森の中を散策するのは、大人でもワクワクします。
大自然の中で童心に返って楽しめるというのも、リゾナーレ那須の魅力です。
全部見つけることはできませんでしたが、トレジャーリストを全部集めるとこのように！
体験した感想
プライベートビーチならぬプライベートフォレストで、周囲を気にせずのびのびと遊ぶなんて、なんて贅沢な時間！
子供たちが喜びそうなアクティビティだなと思っていたのですが、想像以上に大はしゃぎ。
「もっともっと！」で切り上げるのが大変なほど。
大人にとっても心身が開放される感覚がありました。
日頃どうしてもテレビやゲームなどオンラインの遊びが多くなってしまいですが、大自然の中で思いっきり走り回って身体を動かしながら自然を学ぶことができる環境は、有り難い限りです。
4. 屋内アクティビティ施設「POKO POKO（ポコポコ）」
ここまでご紹介してきた田んぼや畑、森は屋外なので天候にも左右されますが、リゾナーレ那須には 「POKO POKO（ポコポコ）」という屋内アクティビティ施設もあります。
ここの目玉はなんと言っても高さ約6.5mの巨大なネット遊具！
下はボールプール、サイドはボルタリングになっていて、子供たちは大喜び。
ネットに横たわるとハンモックのような気分。
一番上のネットまで上り仰向けで天窓を眺めてみるのもおすすめです。
コロナ対策で予約制で利用人数を制限していたので、混雑することなくゆったりと遊ぶことができました。
プレイエリアの横には、絵本がずらりと並び、ドリンクや軽食が楽しめる「Books&Cafe」のエリアも。
私たちが訪れたのは秋だったので、ポコポコのテラスに焚き火があり、焼きマシュマロ作りが体験ができました。
体験した感想
子供たちはネット遊具が相当楽しかったみたいで、「もう一回！」の嵐。
帰ったあともしばらくこちらのポコポコの話をしていました。
オットセッテナスでの夕食時に託児利用をしたのですが、その時もポコポコでいっぱい遊べて大満足だったようです。
テラスでは季節ごとの体験が楽しめるのも高ポイント。
5. 「キッズスタジオ」で畑のスコップケーキづくり
全国5カ所の「星野リゾート リゾナーレ」で行われているリゾナーレキッズスタジオでは、スポンジを並べたり、クリームを絞ったり、飾り付けをするなど、子供がケーキづくりを体験することができます。
本格的なコックコートも可愛い！
リゾナーレ那須では、季節の食材を使用した「畑のスコップケーキ」をつくることができます。
この日はサツマイモや栗など秋の食材を使用。ポコポコの屋根をモチーフに、メレンゲをトッピングしていきます。
体験した感想
年齢制限が4歳からということで、次男は体験できなかったのですが、記念にコックコートを着て撮影だけさせてくださって素敵な思い出になりました。
子供でもできる簡単な手順で本格的なケーキができるので、楽しみながら「できた！」の達成感を味わえるのが良いなと思いました。
この時は試食程度だったのですが、子供たちの夕食の時にこのケーキを食べさせてくださったようで、あっという間に完食！
子供の夕食付き託児サービスは本当に至れり尽くせりで大人も子供も大満足だったので、宿泊される際はぜひ参考にされてみてください。
リゾナーレキッズスタジオ
・通年開催
・時間：16:00 〜17:30の間 。
・所要時間：20分程度
・年齢制限：4～10歳
・参加費：1,500円/1名（税込）
6. 野菜たっぷり！オリジナル石窯ピッツァづくり
リゾナーレキッズスタジオは対象年齢が4歳以上ですが、年齢制限なしで参加できるのが「石窯ピッツァづくり」。
同じくポコポコの施設内で開催されています。
生地を伸ばすところから、トッピングをするところまでを体験することができます。
季節ごとに旬のお野菜が用意されているのも嬉しいですよね。
まずは生地を手で伸ばしていきます。
子供たちは年度感覚で楽しそう！1歳の次男もペタペタ楽しんでいました。
生地がお皿いっぱいの大きさになったら、トマトペーストを塗ります。
この時のポイントが、周囲を少し残して塗ること。そうすることで周りがサクッとした仕上がりになるのだそう。
トマトペーストを塗ったら、上に野菜とチーズを自由にトッピングしていきます。
彩り豊かなのでアート感覚で、いつもは進んで食べない野菜もどんどんのせていました。
ここまでできたらスタッフの方とバトンタッチ。
仕上げのオリーブオイルとチーズをかけ、専用の石窯で焼いてくださります。
石窯の温度は約400度とのこと！
高温なので、2~3分であっという間に焼きあがります。
体験した感想
自分たちで作ったオリジナルピッツァは最高。
そして野菜がみずみずしくて美味しい！
普段は野菜を敬遠しがちな子供たちも、自分で乗せた野菜なので積極的に食べていました。
2日目のランチはどうしようかなと悩んでいたのですが、自分たちで作ったピッツァをランチとして食べられるのは一石二鳥！
年齢制限がないのも、小さな子供連れのファミリーにとっては有り難いポイントですよね。
石窯ピッツァづくり
・時間：11:00 ～13:30
・所要時間は約15分程度
・参加費：ピッツァ1枚2,000円（税込）
ピッツァが焼けたら、各自自由に食事タイムとなります。
ランチを兼ねて家族全員で気軽に参加することができます。
リゾナーレ那須の過ごし方はアクティビティを事前チェック
・お米の教室
・ファーマーズレッスン
・森のトレジャーハント
・屋内アクティビティ施設POKO POKO
・リゾナーレキッズスタジオ
・石窯ピッツァづくり
と、リゾナーレ那須のおすすめアクティビティ6選をご紹介してきました。
施設施設気になるアクティビティは見つかりましたか？
大人も子供も楽しめるアクティビティが充実しているリゾナーレ那須。
季節ごとのアクティビティも多く開催されているので、滞在中の過ごし方を決める際は事前にアクティビティをチェックしてから決めると、滞在がより充実したものになるはずです。
旅のサブスクを活用して子連れ旅行をもっと気軽に！
子供が小さいうちにたくさん旅行に行って、色々な体験をさせてあげたいという方におすすめなのが、旅のサブスクサービスとして注目を集めている「HafH（ハフ）」。
2022年4月13日から「星野リゾート」とも提携を開始し、「星野リゾート BEB5軽井沢」や旅先をディープに楽しめる「OMO（オモ）by 星野リゾート」ブランドなど、2023年9月現在17施設が利用可能！
繁忙期、土日祝も同一金額で、前日までキャンセル無料なので、もっと気軽に旅行を楽しみたい、お得に宿泊したいという方は要チェックです。
詳しくはHafh （ハフ）の利用方法と予約が取れないという噂についてを参考にしてみてくださいね。
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例えば、OMO沖縄那覇by星野リゾートの場合、祝前日や繁忙期は1名あたり10,000円を超えてきます。（2名で20,000円以上）
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星野リゾート リゾナーレ那須
住所：栃木県那須郡那須町高久乙道下2301