栃木県足利市にある花と光の楽園「あしかがフラワーパーク」！
四季折々の花が庭園を彩り、年間150万人以上の来園者が訪れる人気観光スポットです。
CNNが選出した世界の夢の旅行先10ヵ所に選ばれているのですが、なんと日本で唯一なのだそう！
そのため、外国人観光客の方も多く訪れています。
2023年4月23日、「園内が最も美しい時期を迎えています」と発表された日に訪れてきたので、最も混んでいる時期の土日に何時間で回れるか、混雑状況や入場規制、何時頃行けば良いかということも含め、解説していきます。
同じく春が見頃のネモフィラが楽しめる「ひたち海浜公園」の見頃や混雑状況も詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この時期は毎週末お花の絶景スポット巡りなんていうのも日本ならではの旅の醍醐味ですよね。
2023年あしかがフラワーパークの見頃は？
あしかががフラワーパークの藤棚と言えば、有名な大藤を思い浮かべる方がほとんどかと思いますが、このほかにも白藤やうすべに藤、きばな藤など様々な種類の藤棚を楽しむことができます。
全部で4本ある大藤と、 約80mの白藤のトンネルは栃木県天然記念物にも指定されています。
それぞれ見頃の時期は少しずつずれているので、例年4月中旬から 5月中旬頃が見頃と言われています。
この1ヶ月間は「ふじのはな物語～大藤まつり～」 が開催され、最も混雑する時期となります。
大藤
様々な花が咲き誇るあしかがフラワーパークですが、その見どころはなんと言っても樹齢160年を超える大藤。
この美しい大藤棚がなんと1本の幹から作られているなんて、信じられないですよね。
2023年も4月15日に、大藤が見頃を迎えたと発表されました。
私たちが訪れた4月23日には大藤が「最も美しい時期を迎えました」と書かれていました。
白藤
青空に白色が映える白藤。
2023年は4月16日に「開花しました」、4月20日に「見頃を迎えました」と公式ブログで発表がありました。
今年は観測史上最も早い開花だったそう！
あしかがフラワーパークの藤の中でも最も香り高いと言われているそうなので、ぜひ香りも楽しんでくださいね。
うすべに藤
可愛らしいピンク色の「うすべに藤」。
4月23日には満開でした。
公式ブログの開花情報を見ていると、開花から見頃を迎え、満開になるまで、ほんの数日。
大藤、白藤、うすべに藤、むらさき藤が同時に楽しむことができるのは、本当に貴重なタイミングです。
土日となるとさらに限られてしまうので、訪れる際はぜひしっかりリサーチをされることをおすすめします。
あしかがフラワーパークは何時間で回れる？
全ての藤をゆっくり見て回り、園内に滞在した時間は約3時間。
2人の子供を連れてベビーカーで回り、昼食を食べる時間も含めての時間なので、大人だけでスムーズに回れる場合や、園内で食事を取らない場合は、2時間もあれば十分楽しめると思います。
園内はそれほど広くなく、ベンチや椅子など座れる場所もたくさん用意されているので、子連れやご年配の方にも優しい環境です。
あしかがフラワーパーク、見頃の時期の混雑状況は
園内が最も美しい時期の土日だったので、園内はかなり混雑はしていましたが、人が多すぎて歩けない、というようなことはありませんでした。
写真もたくさん撮れましたし、ベンチにも座ることができました。
(ベンチはいたるところにたくさん用意されているのでありがたかったです！）
1ヶ所にとどまるのではなく、流動的に動いているので、混雑しているとは言え、あまりストレスを感じることはなかったです。
レストランやトイレの混雑対策
ただ、レストランやフードテラスの席やその隣のべにばな藤の下で庭園を眺めることができるテラス席はかなり混み合っていました。
また、フードエリアのトイレも長蛇の列。
チケット売り場横のトイレはほとんど並ばずに入れましたので、不安な方は入園前にそちらに寄って行くと良いかもしれません。
食事はお昼の時間帯を少しずらすと混雑も緩和するので、調整されることをおすすめします。
あしかがフラワーパーク、混雑時は何時頃行けば入れる？
混雑期のあしかがフラワーパーク、何時頃に行けば良いかが気になりますよね。
まずは開園時間をチェックすることが大事です。
あしかがフラワーパークの開園時間は時期によって変動するので要注意！
あしかがフラワーパークの開園時間は、時期によって異なります。
- 通常期：10:00〜17:00
- 「ふじのはな物語」期間（2023年4月15日 ～ 5月14日）：7:00〜21:00
＊期間も時間も変更になることがありますので、事前に必ずチェックしてから行かれることをおすすめします。 - 「光の花の庭」期間（2023年10月18日～2月14日予定）：15:30 ～ 21:00（土日は21:30）
私たちが訪れた日は7:00開園。
到着したのは8:00頃だったのですが、既に人がたくさんいましたが、無料臨時駐車場に停めることができました。
混雑期は周辺の駐車場と提携して臨時駐車場として利用することができるようになっていて、スタッフの方が誘導してくださいます。
そこからも徒歩で向かうことができます。
電車で来園される方は、2018年にJR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」が開業したので、かなり便利になりました。
あしかがフラワーパークまでは徒歩3分！
入場制限はしてる？
スタッフの方に尋ねたところ、入場制限はされていないとのことでした。
ただ、時間が遅くなればなるほど混雑してくるので、人の少ない環境でお花の鑑賞や撮影をされたい方は、できる限り早めに行くことをおすすめします。
もしくは、朝イチで来園した方は2〜3時間楽しんで昼食を食べてから帰られることが多いので、朝早くは難しいという方は、入れ替わった頃のお昼過ぎからの来園もおすすめです。
入園料も変動！当日朝に決まる
あしかがフラワーパークの入園料は、花の開花状況によって当日早朝に決まるシステムになっています。
ふじのはな物語の期間は、下記の範囲内で変動します。
- 1日券： 大人 1,100 ～ 2,100円 / 子供 600 ～ 1,100円
- 夜の部： 大人900 ～ 1,900円 / 子供 500 ～ 1,000円
前売り券の購入方法と注意点
あしかがフラワーパークの前売り券はセブンイレブン、ローソン 、ミニストップなど全国のコンビニで購入することができます。
入園料は当日朝に決まりますが、最高金額の2,100円のチケットを、前売り券だと1,900円で購入することができます。
ただ、当日行ってみたら1,900円よりも安かった、という場合でも返金はすることができないのでその点だけは要注意です。
電子チケットは割引ありで日付指定可能！
また、チケット予約のkkdayで、あしかがフラワーパークの電子チケットを購入することも可能。
こちらは日付指定可能で当日分も予約できます。
最高金額2,100円のチケットを100円割引の2,000円で購入できます。
当日券はどのくらい並ぶ？
今回は急遽来園を決めたので当日券を購入したのですが、ほとんど並ばずに購入できました。
ただ、事前に来園が決まっている場合は、前売り券の方が200円ほどお得に購入することができますし、電子チケットなら当日も購入できるので、次回からはどちらかを使用してみようと思っています。
あしかがフラワーパークは周辺観光も楽しめる
あしかがフラワーパークは2〜3時間で回ることができるので、周辺観光と併せて楽しむのもおすすめです。
以前訪れた時は、園内ではソフトクリームだけ食べ、昼食は本場佐野ラーメンを食べるために事前にリサーチしたお店を訪れ、その後佐野プレミアムアウトレットでショッピングをして帰ってきました。
海外のメディアも注目するあしかがフラワーパーク、ぜひ一度は圧巻の大藤、その神秘的な魅力を味わってみてくださいね。
あしかがフラワーパーク
住所：栃木県足利市迫間町607
HP：https://www.ashikaga.co.jp/index.html